若いころからナイフづくり一筋のエンリコ・コンシーリ、それを支え続けた妻と二人で店に立ち、父の後を継いだ息子のピエトロが工房を仕切る家族経営のナイフメーカー。
代々受け継がれた伝統の技で、いまでも美しくかつ実用的な数多くのナイフを作り出しています。
トスカーナ州フィレンツェ県の街、スカルぺリア。
歴史的中心地区の目抜き通りは600mほどで、5分もあれば端から端まで歩けてしまうほどの小さな町です。
「Città di ferri taglianti=刃物の街」と呼ばれるスカルぺリアのこの目抜き通りに、かつては45ものナイフ工房が軒を連ねていました。
ルネッサンス文化のパトロン、メディチ家。ここスカルペリアは、そのメディチ家の出身地なのです。それゆえ、近隣共和国との戦争が絶えなかった時代にフィレンツェ君主制国家の武器製造をこの土地で行っていたという歴史的背景があります。その伝統が脈々と続き、その後も様々な種類のナイフが作られ続けてきたのです。
それが、現在では5社にまで減ってしまいました。
現存する5社は、今でも伝統を守りながら職人技を駆使してナイフを作り続けています。
多岐に渡るナイフの種類は数百に及びます。
当社は、その5社から厳選した日本のナイフ愛好家の皆様のテイストにあった特別なアイテムをご紹介いたします。
ヴィンテージナイフもあります。
また、Tボーンステーキで有名なフィレンツェの土地柄にふさわしいステーキ用ナイフもご用意しました。
フィレンツェの有名なレストランで使われているものと同じモデルのナイフもございます。
美しく、かつ実用的なスカルぺリアのナイフを一度ご覧ください。
若いころからナイフづくり一筋のエンリコ・コンシーリ、それを支え続けた妻と二人で店に立ち、父の後を継いだ息子のピエトロが工房を仕切る家族経営のナイフメーカー。
代々受け継がれた伝統の技で、いまでも美しくかつ実用的な数多くのナイフを作り出しています。
1895年から4世代にわたり伝統を守り続けているスカルペリア最古のナイフメーカー。
すべての工程を、担当する一人の職人が最後まで丁寧に仕上げています。
伝統的なナイフだけではなく、斬新でモダンなものまで幅広いラインナップのナイフを作り続けています。
スカルペリアのナイフメーカーの中では比較的新しいメーカーですが、伝統的な技術に新しい息吹を吹き込んで、他にはない新しい製品を次々と開発し続けています。
街の目抜き通りにあるショップには、次から次へと客が訪れる人気のメーカーです。
1800年代のスカルぺリアの住民名簿にすでにその名があったサラディーニ家。その流れをくむレオナルド・サラディーニは若くして叔父の元でナイフつくりの修業を始めました。そして1997年、伝統とデザインを融合させたナイフを作るために自分の工房を持ち、サラディーニ社を立ち上げました。
スカルペリアの街で何代にもわたりナイフを作り続けてきたジ-リオ。その伝統を絶やしたくないという強い気持ちを持った若い三人が頑張っています。
店の脇にある古い工房で行うデモンストレーションは観光客にも人気。
こうした活動を通じてスカルペリアのナイフ作りの伝統と歴史、そして今を世界に向けて発信し続けています。